20世紀西洋人名事典 「エドワードテラー」の解説
エドワード テラー
Edward Teller
1908.1.15 -
米国の物理学者。
元・カリフォルニア大学教授。
ブダペスト生まれ。
ユダヤ系の物理学者で、カールスルーエ工科大学を卒業の後、1930年ライプチヒ大学で学位を得て、’31〜33年までゲッチンゲン大学の研究員を務めた。コペンハーゲンとロンドンで教職に就いた後、’35年渡米した。’35〜41年までワシントン大学教授を務め、’41年米国に帰化した。マンハッタン計画に参加し、’49〜52年までロス・アラモス研究所所長を務め、「アメリカ水爆の父」と呼ばれた。’52年シカゴ大学教授、’53〜75年カリフォルニア大学教授を務める。主著に「広島の遺産」(’62年、共著)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報