デジタル大辞泉 「エピスコパリアン派」の意味・読み・例文・類語 エピスコパリアン‐は【エピスコパリアン派】 《Episcopalian》プロテスタント教会のうち主教制度を有する教会。英国国教会および各国の聖公会、北欧諸国やドイツのルーテル派教会、各国のメソジスト教会など。監督教会。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「エピスコパリアン派」の意味・わかりやすい解説 エピスコパリアン派えぴすこぱりあんはEpiscopalian 主教episcopus制をとる教会、とくにイングランド教会The Anglican Churchを母体とする世界中の教会の総称。日本では聖公会と称する。16世紀宗教改革の時代に、その影響を受けるとともに、当時のイギリス王ヘンリー8世のもとでローマ・カトリック教会から分かれ、国王を首長とするイングランド教会となった。聖書の英訳(欽定(きんてい)訳)、『祈祷(きとう)書』による礼拝の重視、『39箇条』による信仰的立場と主教制により、ローマ・カトリック教会とプロテスタント諸教会の中間に位置する。[徳善義和] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例