現代外国人名録2016 「エベリングレニー」の解説
エベリン グレニー
Evelyn Glennie
- 職業・肩書
- 打楽器奏者
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1965年7月19日
- 出生地
- スコットランド・アバディーン
- 本名
- Glennie,Evelyn Elizabeth Ann
- 学歴
- 王立音楽アカデミー〔1985年〕卒
- 勲章褒章
- 大英帝国勲章〔1993年〕
- 受賞
- スコット・オブ・ザ・イヤー〔1982年〕,エリザベス女王推奨賞〔1985年〕,ジェームズ・ブレイズ賞,レオナルド・ダ・ヴィンチ賞,グラミー賞〔1988年〕「バルトーク作品集」,国際クラシック音楽アワード・アーチスト賞(第1回)〔1993年〕,グラミー賞〔2002年〕
- 経歴
- 8歳の時から徐々に聴力を失い、12歳で完全に失う。小さい頃から音楽好きで、パーカッション(打楽器)を始める。1982年聴覚障害者として初めてロンドンの王立音楽アカデミーに入学。卒業した1985年にロンドンのウィグモア・ホールでデビューした後、奨学金を得て、日本の安部圭子にマリンバを師事した。以後、聴覚障害を克服した“奇跡のパーカッショニスト”として欧米で活躍する。BBC交響楽団、ベルリン放送響など多くのオーケストラと共演。CDデビュー・アルバム「リズム・ソング」の発表を兼ね、’90年来日。’92年4月初来日公演。’96年の来日公演では和太鼓の林英哲と共演。他のアルバムに「ライト・イン・ダークネス」「ボレロ―ダンシング・パーカッション」、著書に「リズムは心に響く」がある。近年は作曲家、教育者、宝飾デザイナーとしても活動。2007年Dame(デーム)の称号を授与される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報