ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エムルシン」の意味・わかりやすい解説 エムルシンemulsin 普通はアーモンドやアンズの種子の胚乳中に含まれる数種の配糖体分解酵素の混合物をいう。種々のグリコシダーゼを含むが,特に強い活性を示すのはβ-グルコシダーゼとβ-ガラクトシダーゼである。種子から得た乳濁液 (エマルジョン) にこの酵素活性があることから,古く J.リービヒによって命名された (1837) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
栄養・生化学辞典 「エムルシン」の解説 エムルシン 苦味アーモンド種子中のグリコシダーゼの混合物で,β-ガラクトシダーゼ,β-キシロダーゼ,β-アラビノシダーゼなどを含む.アミグダリンを加水分解してグルコース,シアン化水素,ベンズアルデヒドにする. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報 Sponserd by