20世紀西洋人名事典 「エリナーワイリー」の解説
エリナー ワイリー
Elinor Morton Wylie
1885.9.7 - 1928.12.16
米国の詩人,小説家。
ニュージャージー州サマヴィル生まれ。
別名ホイト。
1905年結婚したが、5年後にホレス・ワイリーと駆け落ちし、’16年正式に結婚。’23年離婚し、詩人、評論家のウィリアム・ローズと結婚。小説は風刺的、寓話的色彩が濃く、詩はバラッド、形而上詩人の影響がみられる。小説に処女作「ジェニファー・ローン」(’23年)、「ヴェネチア・ガラスの甥」(’25年)、「孤児の天使」(’26年)、「ホッジ氏とハザド氏」(’28年)があり、詩に「風を捉える網」(’21年)、「黒い甲冑」(’23年)、「天使と地上の生物」(’29年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報