20世紀西洋人名事典 「エレミールブールジュ」の解説
エレミール ブールジュ
Élémir Bourges
1852 - 1925
フランスの小説家。
マノスク生まれ。
1874年パリに出て「両世界評論」誌その他に寄稿。1884年パリに亡命したドイツ貴族の悲劇的宿命を描いた「神々のたそがれ」を、1885年にはフランス革命末期のバンデの反乱を描いた「斧の下で」を発表。作品の特色は優れた文体と叙情味豊かなテーマ。1900年アカデミー・ゴンクール会員となる。他の作品に「弟子」(1887年)、「鳥は飛び立ち、花は散る」(1893年)、「身廊」(第一部1904年、第二部’22年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報