普及版 字通 「エン・セン・するどい」の読み・字形・画数・意味
10画
[字訓] するどい
[説文解字]
[字形] 会意
炎+刀。刀を炎に入れて、刀刃をにらぐ意。〔説文〕四下に「利なり」とし、炎(えん)声とするが、亦声とみてよい。
[訓義]
1. するどい、ほさき。
2. けずる、そぐ、きる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ケヅル・カイソフ・トシ・キル 〔字鏡集〕 トシ・ソク・カイソフ・ケヅル・サフ・ソソク・ヒカリ
[語系]
・炎jiamは同声。(鋭)jiuatも声義の関係があろう。の籀文(ちゆうぶん)は。厂(かん)は炉の形。炉火に刃をやく意。
[熟語]
移▶・▶・裁▶・削▶・耜▶・奏▶・利▶・紙▶・章▶・藤▶・牘▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報