デジタル大辞泉 「エンハンサー」の意味・読み・例文・類語 エンハンサー(enhancer) 遺伝子の発現を強めるように働くDNAの短い塩基配列。RNAへの転写量を調節して促進するはたらきをもつ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
化学辞典 第2版 「エンハンサー」の解説 エンハンサーエンハンサーenhancer 遺伝子の転写調節部位であるプロモーターの活性を高めるDNA配列.プロモーターは遺伝子のすぐ上流に存在するが,エンハンサーは同じDNA鎖上であれば場所と向きを問わない.エンハンサーとプロモーターが遠く離れている場合は,エンハンサーに結合したタンパク質とプロモーターに結合したタンパク質(転写調節因子)が,DNA鎖を折り曲げて空間的に近づき,相互作用することにより転写をいちじるしく促進すると考えられる. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by