現代外国人名録2016 「エンリケイグレシアス」の解説
エンリケ イグレシアス
Enrique V. Iglesias
- 職業・肩書
- 元米州開発銀行(IDB)総裁
- 国籍
- ウルグアイ
- 生年月日
- 1931年7月26日
- 出生地
- スペイン・アスツリアス
- 学歴
- モンテビデオ大学経済学部〔1953年〕卒
- 勲章褒章
- 旭日大綬章(日本)〔2006年〕
- 経歴
- ウルグアイの民間銀行の重役として頭角を現し、1961年企画庁予算局長に抜擢されて手がけた第一次経済社会開発計画でエコノミストとしての名声を確立。さらに中央銀行総裁として国際舞台に進出、’72年から国連ラテンアメリカ経済委員会(ECLA)事務局長を務め、’85年ウルグアイにサンギネティ文民政権が登場すると外相に任命される。外相として軍政時代に孤立したウルグアイ外交を活性化し、コンタドーラ支援グループの一員として中米和平の側面支援など中南米外交の本流で活躍。’86年ウルグアイで開れた関税貿易一般協定(ガット)閣僚会議ではウルグアイ・ラウンドをまとめ議長の大任を果たした。’88年米州開発銀行(IDB)総裁に就任。2005年退任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報