20世紀西洋人名事典 「エンリケホルダ」の解説
エンリケ ホルダ
Enrique Jordá
1911.3.24 -
スペインの指揮者。
アントワープ・フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者。
サン・セバスティアン生まれ。
ピアニストであった母から音楽を学び、マドリード大学卒業後、パリに出てソルボンヌ大学で学ぶ。この間、作曲法をポール・ル・フレムに、指揮法をフランンス・リュールマン、オルガンをマルセル・デュプレに師事する。1937年パリ交響楽団を指揮してデビューし、’40〜45年マドリード交響楽団、’48〜54年ケープ・タウン交響楽団、’54〜63年サンフランシスコ交響楽団の常任指揮者を歴任。その後、欧米で客演指揮者として活躍後、’70年からアントワープ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者を務めている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報