オイチョー

精選版 日本国語大辞典 「オイチョー」の意味・読み・例文・類語

オイチョー

  1. 〘 名詞 〙 ( [スペイン語] ocho から。「八」の意 ) ( 「追丁・追重・追帳」はあて字 )
  2. カブ賭博で、八の数の呼称。札二枚、または三枚の合計した数の末尾が八になる場合。オイチョ
    1. [初出の実例]「そりゃ見たか八むし六助はおいてう、そこをひくなととっとしめる」(出典:浮世草子・御前義経記(1700)八)
  3. オイチョカブ」の略称。オイチョ。
    1. [初出の実例]「今は迦烏(かう)・追重(ヲヒテウ)といふ事をして、人の前に撒き渡す絵を、此方(こなた)より推(すい)して知る事」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)一)
  4. ( 揚げ代が一八匁(もんめ)であったところから ) 囲女郎(かこいじょろう)のこと。
    1. [初出の実例]「鹿恋(かこひ)天神より又一段さがりて一尺八寸とも、鹿職(かしょく)とも、追帳(オヒチャウ)とも」(出典:浮世草子御前義経記(1700)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む