デジタル大辞泉 「おいとこ節」の意味・読み・例文・類語 おいとこ‐ぶし【おいとこ節】 宮城県の民謡。仙台市を中心に東北地方で歌われる座敷歌。幕末ごろ、千葉・茨城地方で歌われた「高砂たかさごそうだよ」や「白桝しらます粉屋」が広まったものという。囃子詞はやしことば「おいとこそうだよ」からの名。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「おいとこ節」の意味・読み・例文・類語 おいとこ‐ぶし【おいとこ節】 〘 名詞 〙 民謡の一つ。上総国(千葉県)山武郡千代田村白升の粉屋の娘、お小夜のことを歌ったのがはじまり。天保(一八三〇‐四四)の末、江戸にまで歌い伝えられ、その後流行唄として今もなお歌い続けられている。起句に「おいとこそうだよ」の語があるところからの名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例