おううつ

普及版 字通 「おううつ」の読み・字形・画数・意味

鬱】おううつ

香気の強いさま。漢・司馬相如上林の賦〕夫(か)の琴・妃(ふくひ)の徒の(ごと)き、殊離俗、妖冶嫺(かんと)~鬱、烈淑郁(しゆくゐく)、齒粲爛(さんらん)、宜笑(てきれき)たり。

字通」の項目を見る


鬱】おう(をう)うつ

雲が出てくらくなる。漢・王褒〔九懐、昭世鬱たるを覽(み)る 余(われ)安(いづく)んぞ能く久しく居らん

字通「」の項目を見る


鬱】おう(をう)うつ

草木が茂る。雲気などがたちこめる。魏・文帝〔物に感ずる賦〕玄雲鬱たるを瞻(み)、沈陰の杳冥(えうめい)たるを仰ぐ。甘雨の豐霈(ほうはい)たるをし、長溜の冷冷たるを垂る。

字通「」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む