おううつ

普及版 字通 「おううつ」の読み・字形・画数・意味

鬱】おううつ

香気の強いさま。漢・司馬相如上林の賦〕夫(か)の琴・妃(ふくひ)の徒の(ごと)き、殊離俗、妖冶嫺(かんと)~鬱、烈淑郁(しゆくゐく)、齒粲爛(さんらん)、宜笑(てきれき)たり。

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鬱】おう(をう)うつ

雲が出てくらくなる。漢・王褒〔九懐、昭世鬱たるを覽(み)る 余(われ)安(いづく)んぞ能く久しく居らん

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鬱】おう(をう)うつ

草木が茂る。雲気などがたちこめる。魏・文帝〔物に感ずる賦〕玄雲鬱たるを瞻(み)、沈陰の杳冥(えうめい)たるを仰ぐ。甘雨の豐霈(ほうはい)たるをし、長溜の冷冷たるを垂る。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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