オオイタヤメイゲツ(読み)おおいたやめいげつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオイタヤメイゲツ」の意味・わかりやすい解説

オオイタヤメイゲツ
おおいたやめいげつ / 大板屋名月
[学] Acer shirasawanum Koidz.

カエデ科(APG分類:ムクロジ科)の落葉中高木ないし高木。ハウチワカエデイタヤメイゲツに似るが、葉の大きさが両者中間ほどで、裂片は11~13と多く、葉裏に毛が少ない。果実はやや大きく、2翼がつねに水平に開出する。福島県以西の本州四国の温帯上部から亜高山帯下部に分布する。

緒方 健 2020年9月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android