日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオオサムシ」の意味・わかりやすい解説 オオオサムシおおおさむし / 大歩行虫[学] Carabus dehaanii 昆虫綱甲虫目オサムシ科に属する昆虫。東海地方から九州、四国に分布する。体長27~37ミリメートル。体は黒色で、上ばねの両側は青色および青紫色の光沢をもち、縦に各3条置きに断続する16条の隆起線を備える。山地の森林周辺に多く、夜行性で、ミミズや他の昆虫を捕食する。成虫は4~10月までみられ、春から初夏にかけて土中に産卵し、幼虫も夜行性で肉食。新しい成虫は7~8月ごろに現れ、越冬する。[中根猛彦] オオオサムシ〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「オオオサムシ」の解説 オオオサムシ学名:Carabus dehaanii 種名 / オオオサムシ目名科名 / コウチュウ目|オサムシ科解説 / 森林の地表にすみ、ミミズなどを食べます。成虫で越冬します。体の大きさ / 23~38mm分布 / 本州(中部地方以西)、四国、九州幼虫の食べ物 / ミミズなど 出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報