おおかみ座(読み)おおかみざ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「おおかみ座」の意味・わかりやすい解説

おおかみ座
おおかみざ / 狼座

初夏の宵、南天に見える星座てんびん座のさらに南に位置し、ケンタウルス座東隣にある。昔は、ケンタウルス座の一部と考えられていたところから、星座絵にはケンタウロスが突き出した槍(やり)にかかるオオカミの姿に描かれている。この星座を形づくる星には「さそり・ケンタウルス運動星団」に属する明るい星が多く、意外とにぎやかである。

[藤井 旭]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「おおかみ座」の意味・わかりやすい解説

おおかみ座
おおかみざ
Lupus

狼座。7月上旬に南中する南天の星座。概略位置は赤経 15時,赤緯-40°。γ星は代表的な実視連星一つ

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