オオキヌタソウ(読み)おおきぬたそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオキヌタソウ」の意味・わかりやすい解説

オオキヌタソウ
おおきぬたそう
[学] Rubia chinensis Regel et Maack

アカネ科(APG分類:アカネ科)の多年草。茎は直立し、高さ30~60センチメートル。葉は4枚が輪生する。花は緑白色で、5~7月に開く。果実液果で、黒く熟す。北海道から九州山地、さらに朝鮮、中国東北部にも分布する。

[福岡誠行 2021年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む