オオキヌタソウ(読み)おおきぬたそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオキヌタソウ」の意味・わかりやすい解説

オオキヌタソウ
おおきぬたそう
[学] Rubia chinensis Regel et Maack

アカネ科(APG分類:アカネ科)の多年草。茎は直立し、高さ30~60センチメートル。葉は4枚が輪生する。花は緑白色で、5~7月に開く。果実液果で、黒く熟す。北海道から九州山地、さらに朝鮮、中国東北部にも分布する。

[福岡誠行 2021年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android