日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオバジャノヒゲ」の意味・わかりやすい解説 オオバジャノヒゲおおばじゃのひげ / 大葉蛇鬚[学] Ophiopogon planiscapus Nakai ユリ科(APG分類:キジカクシ科)の多年草。地下に走出枝を伸ばし、幅4~6ミリメートルで厚みのある葉を束生する。花茎は太く、径2ミリメートル前後で、基部に鱗片葉(りんぺんよう)をつける。6~7月、淡紫色まれに白色の花を2、3個ずつ点々とつける。本州、四国、九州の低地に発達する林内樹陰に生育する。[河野昭一 2019年3月20日] オオバジャノヒゲ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例