ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オケアニデス」の意味・わかりやすい解説
オケアニデス
Okeanides
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…神話の系譜上はウラノス(天)とガイア(大地)の息子としてティタン神族の一員であったが,この神族とゼウスとの戦いでは後者にくみし,地位を保全した。海の女神テテュスTēthysとの間に河川やその流域を意味する3000の息子と3000の娘オケアニデスŌkeanidesを生んだ。【辻村 誠三】。…
…【吉川 忠夫】 古代ギリシア人は,オケアノスという巨大な川が円盤の形をした大地の果てを環のように取り巻いており,世界中の川や泉の水はすべてそこから流れてくると信じていた。その数が3000といわれる地上の川はすべて,男神でもあるオケアノスが妹の水の女神テテュスTēthysを妻にめとって生ませた息子たちで,オケアニデスŌkeanidesと呼ばれるこれも3000人の水の精たちは,その姉妹とされていた。豊饒の源である反面で好色でもあり,自在な変身の能力をもつと見なされていた河神たちの性質は,その長兄ともいわれるアケロオスAchelōosに関する神話に特によく表れている。…
…(6)レイモニアデスLeimōniades 牧場のニンフ。このほか,アケロオス川のニンフのアケロイデスAchelōides,ニュサ山(ディオニュソスの生まれた山)のニンフのニュシアデスNysiadesなどのように,特定の場所,町,国のニンフが多数伝えられており,またオケアノス〈大洋〉の娘たちオケアニデスŌkeanides,海神ネレウスの娘たちネレイデスNērēidesもニンフのうちに数えられることがある。【水谷 智洋】。…
※「オケアニデス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新