絶世(読み)ゼッセイ

デジタル大辞泉 「絶世」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐せい【絶世】

世に並ぶものがないほどすぐれていること。「絶世美女
[類語]希代希有珍しい貴重珍重得難い貴い高貴大切重要異色異彩珍貴珍稀

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精選版 日本国語大辞典 「絶世」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐せい【絶世】

  1. 〘 名詞 〙 世にまたとないほどすぐれていること。比較するもののないこと。並はずれていること。ぜっせ。
    1. [初出の実例]「霊亀変化、忽作美女。絶世之美麗、希代尤物也」(出典続浦島子伝記(920))
    2. 「己が次男の三次郎と云ふ絶世の才子、稀代の孝行者の手誉(てほめ)で持切った」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)
    3. [その他の文献]〔漢書‐外戚・李夫人伝〕

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普及版 字通 「絶世」の読み・字形・画数・意味

【絶世】ぜつせい

世に並ぶものがない。〔漢書、外戚上、孝武李夫人伝〕夫人の兄(李)年、~歌を善くす。~年、上(しやう)に侍し、つてひ、歌うて曰く、北方に佳人り 世にして獨立す 一すれば人のを傾け 再すれば人の國を傾く

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