おしあな

関連語 名詞

日本大百科全書(ニッポニカ) 「おしあな」の意味・わかりやすい解説

おしあな

南東方からの強風に対する西日本の広い地域での呼称。夏の台風に先だって吹く。おしあなの「あな」は「あなじ」(北西風)の略で、北西風を押し返すような形で吹くので、このように名づけられたものと思われる。日本の古い風の局地名で、1603年(慶長8)刊の『日葡(にっぽ)辞書』にもVoxianaとして示されている。

根本順吉

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のおしあなの言及

【ユートピア】より

…知識の獲得,人知の向上はユートピアの必須条件とされているかのようだ。J.ハリントン《オシアナ共和国》(1656),シラノ・ド・ベルジュラック《別世界または月世界諸国諸帝国》(1657),G.deフォアニ《南の未知の国》(1676)などの例をあげられるが,いずれも構想の奇抜さにもかかわらず,内容的にはひじょうに現実的である。 これにたいして第2の形式は,キリスト教的色彩の強いものである。…

※「おしあな」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む