最新 世界スポーツ人名事典 「オスカーラリオス」の解説
オスカー ラリオス
Oscar Larios
ボクシング
生年月日:1976年11月1日
国籍:メキシコ
出生地:グアダラハラ
経歴:1994年1月1回KO勝ちでプロデビューを飾る。’98年11月メキシコ・スーパーバンタム級王座を獲得、2000年9月まで8度の防衛に成功。2001年1月WBC世界スーパーバンタム級王者ウィリー・ホーリン(米国)に挑戦するが、12回判定負け。10月アンヘル・チャコン(プエルトリコ)に判定勝ちし、WBAフェデセントロ・スーパーバンタム級王座とWBC・FECARBOXスーパーバンタム級王座を獲得した。2002年5月イスラエル・バスケス(メキシコ)に12回TKO勝ちしてWBC世界スーパーバンタム級暫定王者となり、8月福島学を8回TKOで下し初防衛に成功。11月正規王者のホーリンを1回TKOで破り、王座を統一。以来、2005年12月バスケスに敗れるまで9度の防衛に成功した。2006年7月スーパーフェザー級に階級を上げ、WBCインターナショナル・スーパーフェザー級王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)に挑むが判定負け。2007年7月フェザー級に階級を落とし、WBC世界フェザー級暫定王座決定戦でホルヘ・リナレス(ベネズエラ)と闘うが10回TKO負けを喫した。2008年2月アルツロ・ゴメス(メキシコ)に判定勝ちし、WBCラテンアメリカ・スーパーフェザー級王座を奪取。5月WBC世界フェザー級暫定王座決定戦でフェイデル・ビロリア(コロンビア)を5回TKOで下し2階級制覇を達成。1度防衛した後に正規王者に昇格したが、2009年3月3度目の防衛戦で粟生隆寛に判定負けし、王座を陥落した。8月現役を引退。通算戦績は63勝(39KO)7敗1分。愛称は“チョロロ”。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報