20世紀西洋人名事典 「オットースコルツェニー」の解説
オットー スコルツェニー
Otto Skorzeny
1908 - 1975.7.5
ドイツの軍人。
1943年失脚中のムッソリーニの救出に成功し、一躍有名になる。また、’44年末にはアメリカ兵の軍服をつけ、西部戦線アルデンヌ攻撃中に戦線の背後に侵入し、アメリカ軍を混乱させるなど大胆な奇襲作戦の指揮に当たった。戦後は西ドイツ官憲に逮捕されたが脱走し、フランコ政権下のスペインのマドリードにおいて事業家として悠々自適の生涯を送った。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報