ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 オピニオン・ジャーナリズムopinion journalism ニュースや娯楽を中心にしたジャーナリズムに対して,意見の発表による世論への訴えかけを主眼としたジャーナリズムをいう。日本では自由民権運動期の政論新聞がその典型。しかし新聞界の主流が報道新聞に移ると,総合雑誌がその場となり,第2次世界大戦後になって総合雑誌にも営利主義の傾向が強まると,いわゆるミニコミがそれをになった。その後,1980年代後半から新聞が報道のみでなく,読者の意見を積極的に取入れるようになっており,再びオピニオン・ジャーナリズムへの方向性がみられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by