ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オプノール」の意味・わかりやすい解説
オプノール
Oppenord, Gilles-Marie
[没]1742. パリ
フランスの建築装飾家,彫刻家。ロココ様式の創始者の一人として名高い。家具師の子で,J.H.マンサールのもとでベルサイユ宮殿の工事に尽力し,1692~99年にイタリアに留学,帰国後,サン・ジェルマン・デ・プレ聖堂やサン・ジュルピス聖堂の装飾を行い,摂政オルレアン公フィリップに仕え,パレ・ロワイヤルの建築に従事した。
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