20世紀西洋人名事典 「オマーシャリフ」の解説
オマー シャリフ
Omar Sharif
1932.4.10 -
俳優。
エジプトのアレキサンドリア生まれ。
本名Michel Shalhoub。
カイロのヴィクトリア大学に進み、大学演劇界の委員長を務めるなどの活躍をしていた。23才のとき、イギリスに渡ってRADAの聴講生になる。1955年にはエジプト映画「Fil Wadi」で映画デビューし、中東の映画界で活躍した。’58年には「Goha」でカンヌ映画祭で審査委員賞を受賞し、英語圏でも有名になる。’62年に「アラビアのロレンス」でゲドウィン族長アリ役に抜擢され、アカデミー助演男優賞にノミネートされ国際スターとなる。その後、「ドクトル・ジバゴ」(’65年)などに出演した。ブリッジの世界的名手でもある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報