出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…彼の兄弟ナルドNardoとヤコポJacopoも美術家。彫刻家としての代表作はオルサンミケーレ教会のタベルナクル(聖龕(せいがん))(1359)で,その背後上部の《聖母被昇天》の浮彫は,ジョットの流れをくむ堅固な彫塑性とシエナ派の影響による装飾性,あるいは優雅でソフトな形態感覚を見せる。この二元性は彼の絵画作品であるフィレンツェのサンタ・マリア・ノベラ教会のストロッツィ家の祭壇画(1357)にも顕著で,さらに聖人たちの相貌描写には鋭い写実性が加わっている。…
…彼の確実な初期作品の一つである《ダビデ》(1408‐09,フィレンツェ,バルジェロ美術館)には,いまだゴシック様式をとどめているものの,ギベルティの優雅さやナンニ・ディ・バンコNanni di Bancoの荘重な量塊感覚とも異なる,対象への深い内面的洞察から生まれたエネルギーが,写実的造形手法とともにうかがえる。オルサンミケーレ教会外壁ニッチ(壁龕)のための《ゲオルギウス》(1416,バルジェロ美術館)は,すでに古典的精神に裏づけられた均整のとれた理想的形態ゆえに,ルネサンス彫刻の最初の作例と言える。またその台座の浮彫《王妃を竜から救うゲオルギウス》も,同時代の建築家ブルネレスキが研究を進めていた線遠近法が,実際に作品に適用された最初の例として注目される。…
※「オルサンミケーレ教会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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