最新 地学事典 の解説
オルドビスきのだいたようかじけん
オルドビス紀の大多様化事件
Great Ordovician Biodiversification Event
オルドビス紀中期以降の急激な生物多様化を指すことば。GOBEと略称。カンブリア紀に続いて動物の大型化と多様化が進む。浅海では筆石・腕足類・コノドント類の他に,巨大な頭足類(直閃貝)が繁栄した。陸上では,森林はまだ未発達であったが,巨大ムカデを含む多様で巨大な節足動物も出現した。北米と南中国での多様化パターンに大きなズレがあり,汎世界的GOBEの想定に対しては懐疑的な意見も強い。参考文献:T. Servais(2021) Paleontological Research, vol. 25: 315
執筆者:磯﨑 行雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

