オールウエザートラック(その他表記)all-weather track

精選版 日本国語大辞典 「オールウエザートラック」の意味・読み・例文・類語

オールウェザー‐トラック

  1. ( [英語] all-weather track ) 競技場トラックで、どのような気象条件にも変化を起こさない全天候型のトラック。特殊な材料で表層を処理してある。オールシーズントラック。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オールウエザートラック」の意味・わかりやすい解説

オールウェザートラック
all-weather track

どのような気象条件にも表層に変化を起こさない,全天候型舗装を行なった陸上競技の走路。一般に特殊な合成樹脂であるポリウレタン系の舗装材を走路に設備する。アメリカ3M (ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング) 社のタータントラックが 1961年に開発され,1968年のオリンピックメキシコ大会で正式に使用された。日本では 1968年に初めて導入され,1973年に国立競技場がオールウェザートラックに整備された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android