デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「お万・源五兵衛」の解説 お万・源五兵衛 おまん・げんごべえ 浮世草子,浄瑠璃(じょうるり)などの登場人物。薩摩(さつま)(鹿児島県)の侍源五兵衛とお万の心中話をうたう俗謡が流行し,それを井原西鶴(さいかく)が「好色五人女」に,近松門左衛門が「薩摩歌」に作品化した。歌舞伎では寛政6年(1794)に「五大力恋緘(こいのふうじめ)」として上演されたのが名高い。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例