お徒(読み)おかち

精選版 日本国語大辞典 「お徒」の意味・読み・例文・類語

お‐かち【御徒・御徒士】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 江戸時代将軍または大名行列先頭に立ち、通路警戒をし、ふだんは城内番所に詰めて警備に当たった侍。また、その役。御徒衆。かち。
    1. [初出の実例]「唐人にお歩行の羽織着せて見る」(出典:雑俳・卯の花かつら(1711))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android