お聖霊(読み)おしょうらい

精選版 日本国語大辞典 「お聖霊」の意味・読み・例文・類語

お‐しょうらい‥シャウライ【御聖霊・御精霊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語。「しょうらい」は「しょうりょう(精霊)」の変化した語 )
  2. 毎年四月二二日(古くは二月二二日)に大阪四天王寺で行なわれる聖徳太子忌。→聖霊会(しょうりょうえ)
  3. 聖霊会のときに行なわれる舞楽
  4. 昆虫しょうりょうばった(精霊飛蝗)」の異名
    1. [初出の実例]「『何ぢゃ、こちの人を蟋蟀(きりぎりす)の様なあ』『おしょうらいの挟箱持の様な』」(出典歌舞伎・好色伝受(1693)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android