普及版 字通 「カイ・カツ・うれいなし」の読み・字形・画数・意味
10画
[字訓] うれいなし
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(かつ)。〔説文〕心部十下にを録し、「は忽なり」とし、「孟子に曰く、孝子の心は是(かく)の(ごと)くならず」と〔孟子、万章上〕の文を引く。字はいまに作り、〔注〕に「愁ひ無きの貌なり」とする。・は一字。心にかけぬことをいう。またに通じ、うれえる意。
[訓義]
1. うれいなし、こころにかけぬ、きにしない。
2. と通じ、うれえる、きにする、ゆとりがない。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ウラム
[熟語]
視▶・情▶・然▶・置▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報