米国大統領オバマが2009年6月にカイロ大学で行った演説。「I have come here to seek a new beginning between the United States and Muslims around the world(私は米国と世界中のイスラム教徒との新たな始まりを求めてここへ来た)」と語り、過激主義者によるテロには容赦なく立ち向かうとした上で、アフガニスタン・イラクの安定化やパレスチナ問題の解決に向けた道筋、核開発を進めるイランとの対話の重要性などを唱え、イスラム社会との融和を探る姿勢を示した。