ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カエレ」の意味・わかりやすい解説 カエレCaere エトルリアの古代都市。ローマの北方 50km,チレニア海岸に臨む位置にあった。現チェルベテリ。12都市連合の一つで前7~前5世紀に東地中海世界との通商で栄えた。この地の墳墓から発掘された金,銀の装身具は前7世紀以来の精巧な様式を示し,エトルリアのオリエント化時代の芸術を代表している。(→チェルベテリ遺跡) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報