カオピン渓(読み)カオピンけい(その他表記)Gaoping xi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カオピン渓」の意味・わかりやすい解説

カオピン(高屏)渓
カオピンけい
Gaoping xi

タイワン (台湾)南西部を流れる川。長さは 171kmでチュオシュイ (濁水) 渓に次ぐが,流域面積は 3257km2タイワン最大である。上流は 2本あり,いずれもユイ (玉) 山付近に源を発する。ナンツーシャン (楠梓仙) 渓はユイシャン (玉山) 山脈とアーリー (阿里) 山脈との間を流れ,ラオノン(荖濃)渓はユイシャン山脈とチョンヤン (中央) 山脈の間を流れる。山麓に広い扇状地を形成し,カオシュン (高雄) 県ピントン (屏東) 県の境で合流してカオピン渓となり,県境を南流してタイワン(台湾)海峡に注ぐ。中・下流のピントン(屏東)平原は米,サトウキビ,バナナ,パイナップルの大産地。雨季乾季の流量差が大きい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む