チュオシュイ渓(読み)チュオシュイけい(その他表記)Zhuoshui xi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュオシュイ渓」の意味・わかりやすい解説

チュオシュイ(濁水)渓
チュオシュイけい
Zhuoshui xi

タイワン (台湾)中部を流れる川。全長 186kmで,タイワンでは最も長い。チョンヤン (中央) 山脈のホーホワン (合歓) 山,シウクーロワン (秀姑巒) 山,ユイシャン (玉山) 山脈ユイ (玉) 山などから流出する河川を集める。西流して山地を抜け,チャンホワ (彰化) 県ユンリン (雲林) 県の間を流れてタイワン(台湾)海峡に注ぐ。下流では本流であるシールオ (西螺) 渓のほかペイ (北) 渓,シンフーウェイ (新虎尾) 渓などに分流し,タイナン (台南) 平原北部を灌漑している。7~10月の雨季には水量が急増して,しばしば氾濫する。濁水の名は上流域の粘板岩の微粒によって河水が黒濁していることによる。

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