カカオ脂(読み)カカオシ

デジタル大辞泉 「カカオ脂」の意味・読み・例文・類語

カカオ‐し【カカオ脂】

カカオ種子からとれる脂肪。黄色の固体で、ステアリン酸などが主成分菓子・薬・化粧石鹸などに使用カカオバターココアバター

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「カカオ脂」の意味・読み・例文・類語

カカオ‐し【カカオ脂】

  1. 〘 名詞 〙 カカオの種子からとった油脂。淡黄色固体。ココアチョコレートなどの原料、軟膏基剤、化粧せっけんなどに用いられる。ココア脂。ココア油。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「カカオ脂」の解説

カカオ脂

 →カカオバター

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のカカオ脂の言及

【食用油】より

…これらは水素添加を行って,マーガリンショートニングとして用いられる。植物脂にはヤシ油パーム油,カカオ脂などがあり,マーガリン,チョコレートの原料とされる。動物脂で食用とされるおもなものは牛脂(ヘット),豚脂(ラード)などである。…

※「カカオ脂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android