カスカリラ

精選版 日本国語大辞典 「カスカリラ」の意味・読み・例文・類語

カスカリラ

  1. 〘 名詞 〙 ( [スペイン語] cascarilla ) バハマ諸島原産のトウダイグサ科の低木。葉は互生し、長卵形で裏面銀白色を帯びる。花は小さな白色で、芳香がある。樹皮を乾燥したものをカスカリラ皮と呼び、薬用として、腸カタル下痢などに効力があるとされる。タバコの香料などにも用いる。また、カスカリラの名は南米産のアカネ科の属名であり、その樹皮もカスカリラ皮と呼ばれ、キナに似るが、薬効は劣るといわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む