カスカリラ

精選版 日本国語大辞典 「カスカリラ」の意味・読み・例文・類語

カスカリラ

  1. 〘 名詞 〙 ( [スペイン語] cascarilla ) バハマ諸島原産のトウダイグサ科の低木。葉は互生し、長卵形で裏面銀白色を帯びる。花は小さな白色で、芳香がある。樹皮を乾燥したものをカスカリラ皮と呼び、薬用として、腸カタル下痢などに効力があるとされる。タバコの香料などにも用いる。また、カスカリラの名は南米産のアカネ科の属名であり、その樹皮もカスカリラ皮と呼ばれ、キナに似るが、薬効は劣るといわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む