カスプ状三角州(読み)カスプじょうさんかくす

最新 地学事典 「カスプ状三角州」の解説

カスプじょうさんかくす
カスプ状三角州

cuspate delta

平面形態で分類した三角州の一種。尖状三角州とも。分岐した流路のうち最も堆積作用の盛んな本流の河口付近だけが海側に突出し,その両側が内側にやや弧状に湾曲した鋭角三角形を示す。イタリアのテベレ川がその典型。日本の例は安倍川の三角州。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のカスプ状三角州の言及

【三角州】より

…日本でも,東京湾に注ぐ多摩川や小櫃川,干拓以前の岩木川(青森県)の三角州などが円弧状三角州の例としてあげられる。一方,三角州前面における海や湖の作用が強く,河川による土砂の運搬も盛んな場合には,主流の河口付近を頂点とした尖状三角州(カスプ状三角州ともいう)となる。イタリアのテベレ川三角州がその典型的なものである。…

※「カスプ状三角州」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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