岩石学辞典 「縦稜」の解説 縦稜 普通は20cm以下(時に5~10mm)の間隔で,広い溝で鋭く尖った尾根となった線状のソール・マーク.構造は流れと平行で,尾根部は下流方向に向って連続する傾向があり,ときに収斂する.主な尾根はカプス状尾根(cuspate ridges)に合流し,カプス状尾根は上流に凸でフルート・キャストに類似した構造を示す.これらは流れの擦り削りによって形成されたと考えられている[Craig & Walton : 1962, Dzulynski & Walton : 1965]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報