精選版 日本国語大辞典 「かせどり」の意味・読み・例文・類語
かせ‐どり
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
小正月(1月14~16日)の呪的(じゅてき)訪問者。「なまはげ」「ほとほと」など一連の行事を、東北地方と九州南部でこうよぶ。小正月の夜、藁(わら)の腰巻や蓑(みの)を着て変装した男たちが、ざるなどを持って家々を回って米や餅(もち)や銭の祝儀をもらい歩く。村の青少年の場合と、よそからくる物もらいの場合と、厄年の者が厄払いの目的でする場合とがある。「かせどり」というのは、農作業の名称からきた語と思われるが、稼ぎ鶏(どり)または稼ぎ取りの意と解する者も多く、家々の軒下でニワトリの鳴きまねをしたり、集団同士で、もらった餅を取り合う所もあった。
[井之口章次]
仮面・仮装の異形の姿をした者を「来訪神」とした行事が各地域で伝承されており、2018年(平成30)、小正月などに行われる来訪神行事10件が、「来訪神:仮面・仮装の神々」として、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に一括登録された。
[編集部 2019年3月20日]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新