かに豆腐(読み)かにどうふ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「かに豆腐」の意味・わかりやすい解説

かに豆腐
かにどうふ

鳥取県特産のマツバガニを用いた郷土料理。マツバガニをゆでて身をほぐし、水分を絞った豆腐をすりつぶす。ゆでたミツバホウレンソウシュンギクのいずれか、またはこれらのいくつかを2センチメートルぐらいに切り、グリーンピース、溶き卵(豆腐1丁に卵1個の割合)を用意する。以上の材料をいっしょにしてよくかき混ぜ、みりん、塩で調味する。フライパンを火にかけ油をひいて、その中に、混ぜ合わせた材料を玉杓子(たまじゃくし)で1杯ずつすくって入れ、両面を焼いてできあがりである。これを皿に盛り、おろし大根としょうゆを添える。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む