数学、物理学、天文学の研究者が連携して、宇宙の起源と進化の解明を目ざす融合型研究拠点。英語でKavli-Institute for the Physics and Mathematics of the Universe、Kavli-IPMUと略称する。世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の一つとして、2011年(平成23)1月に東京大学国際高等研究所に設置された。最新の宇宙論で明らかになりつつある暗黒エネルギーと暗黒物質(ダークマター)、それらを解き明かす統一理論(超ひも理論や量子重力)などを研究する組織。螺旋(らせん)形に配置された研究室や交流広場で世界中から集まった研究者たちが自由闊達に議論できるようになっている。極微の世界と極大の世界を結び付けて宇宙を理解しようとしている。2018年にカブリ財団より寄付を受けることにより、名称を数物連携宇宙研究機構からカブリ数物連携宇宙研究機構に変更した。
[編集部 2023年2月16日]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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