カプハイティエン(読み)かぷはいてぃえん(英語表記)Cap Haïtien

デジタル大辞泉 「カプハイティエン」の意味・読み・例文・類語

カプ‐ハイティエン(Cap Haïtien)

カパイシャン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カプハイティエン」の意味・わかりやすい解説

カプ・ハイティエン
かぷはいてぃえん
Cap Haïtien

西インド諸島ハイチ北部にある港湾都市カパイシェンともいう。首都ポルトー・プランスの北約180キロメートルに位置し、首都に次ぐ政治・経済の中心都市である。人口11万3555(1999)。1492年コロンブスの第1回航海で「発見」され、17世紀なかばフランス人の植民が始まってから、プランテーション拡大とともに農産物輸出港として発達した。現在は粗糖コーヒーカカオタバコサイザルヘンプサイザル麻)などが積み出される。また、近年成長の目覚ましい観光産業の中心地でもある。

[栗原尚子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android