カラウシウス(その他表記)Carausius, Marcus Aurelius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラウシウス」の意味・わかりやすい解説

カラウシウス
Carausius, Marcus Aurelius

[生]?
[没]293
ローマ帝国の帝位僭称者 (286~293) 。ローマ軍司令官として現在の北フランス沿岸地域の警備にあたっていたが,海賊との謀議が発覚すると乱を起し,ブリタニアを占領 (286~287) ,皇帝と称して一時支配をガリア北東部にまで伸ばした。 293年ローマの副帝コンスタンチウス1世に敗れ,部下のアレクツスに殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む