…用いられる毒物の種類は多いが,地域によって明確な違いがあり,南アメリカではクラーレ,東南アジアではクワ科のAntiaris toxicariaの乳状の樹液イポー(ヒポー,ウパスとも呼ぶ)が用いられる。アフリカではキョウチクトウ科の植物が中心であり,Tanghinia veneniferaの種子から採るタンギン(ケルベラ・タンギンともいう),Strophanthus gratusの種子やAcocanthera schimperiなどの樹皮・樹幹から採るウワバイン,Strophanthus hispidusの種子から採るケルベラ,マメ科でフジに近縁のPhysostigma venenosumの種子であるカラバル豆などが用いられる。東アジアではトリカブトの根から採る烏頭(うず),附子(ぶし)が主役で,アイヌもこれを用いた。…
…
エゼリンeserinともいう。西アフリカ,ギニアのカラバル川流域に産するマメ科の植物Physostigma venenosumの種子に含有されるアルカロイド。この種子を現地人はエゼルマメ,白人はカラバルマメと呼んでいる。かつてギニアの原住民の間で,この豆を裁判に用い,食べて死亡すれば有罪,助かれば無罪としたと伝えられ,強い毒性を有する豆である。1865年にその毒性成分が結晶形で単離され,植物名からフィゾスチグミン,現地人の言葉からエゼリンと名づけられた。…
※「カラバル豆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新