カリオピル石(読み)カリオピルせき

最新 地学事典 「カリオピル石」の解説

カリオピルせき
カリオピル石

caryopilite

化学組成(Mn2, Mg)3Si2O5OH4鉱物カオリナイト-蛇紋石族の一種単斜晶系,空間群未決定。格子定数a0.5668nm, b0.9811, c0.7527, β104.52°,単位格子中2分子含む。盤状の擬六方結晶,ふつうロゼット状,鍾乳石状,内部組織は繊維放射同心状の腎臓形,または塊状。劈開{001}。密度2.83~2.94。光学的二軸性(-),X=c。α1.602~1.624, β1.632~1.650, γ1.632~1.650, 2V~0°。含マンガン鉱物の変成によってできる。日本では岩手県野田玉川鉱山,福島県徳沢鉱山,埼玉県大蔵鉱山,熊本県市ノ俣鉱山等で産出。形と色合いクルミの実とフェルトを連想させるところから,それらを意味するギリシア語から命名された。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む