デジタル大辞泉 「カリニャーノ宮殿」の意味・読み・例文・類語 カリニャーノ‐きゅうでん【カリニャーノ宮殿】 《Palazzo Carignano》イタリア北西部、ピエモンテ州の都市トリノにあるバロック様式の宮殿。17世紀にサボイア家の分家であるカリニャーノ公の命で、グアリーノ=グアリーニの設計により建造された。煉瓦れんが造りの曲面のファサードをもつ。サボイア家の宮殿として利用された後、サルデーニャ王国議会の議事堂になった。現在は国立リソルジメント博物館になっており、イタリア統一時の各種資料が展示されている。1997年、「サボイア王家の王宮群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例