カルバート(英語表記)Edward Calvert

改訂新版 世界大百科事典 「カルバート」の意味・わかりやすい解説

カルバート
Edward Calvert
生没年:1799-1883

イギリスの版画家。デボンシャーに生まれる。王立アカデミーで学んだ後,晩年のブレークを囲んでS.パーマーらとグループ〈古代人(エインシエンツ)〉を結成。そのショアハム時代(1824-31)にブレークの《バージル田園詩》に感銘を受けた版画13点を制作。この時代の木口木版が彼の芸術を代表する。至福の牧歌的生活を主題とした詩情あふれるその作品には,素朴さの中にブレーク流の幻視者の目が潜んでいる。後年凡庸な絵画制作に転じた。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルバート」の意味・わかりやすい解説

カルバート

「ボルティモア(男)」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のカルバートの言及

【橋】より

…土木工学上の専門用語では橋梁(きようりよう)ともいう。交通路の下に空間を有し,橋と同じ目的をもつが,ひとまたぎする長さ(支間あるいはスパンという)がとくに小さく,土被り(どかぶり)(上部の土)などの荷重も支えるように設計された構造物はカルバートculvert(溝渠)と称する。どの程度以上の長さのものを橋というかは必ずしも明確でないが,日本の道路技術基準では2m以上の支間としている。…

※「カルバート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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